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2019-08

日本経済・一歩先の真相‥世界は再び驚くことになる

被災地では、多くの命が犠牲になり、家屋や店、工場が流された。家財の一切を失って途方に暮れている人も多いだろう。船を失った漁師、売り物にならない作物を抱えた農家、放射能に汚染された牛乳の廃棄を迫られた酪農家‥‥。生活の見通しが立たず、打ちのめされ、生きる気力さえ失う。そんな被災者の絶望感は、テレビ画面を通じても十分に伝わってくる。

しかし、希望を捨てることはない。震災の被害は大きいだけに、我々がやらなければならないことも膨大だ。それを着実にこなしていけば、いやでも経済は活性化する。道路をつなげ、橋を架け、港を整備し住宅を着工していけば、経済はダイナミズムを取り戻すはずだ。

日本経済はバブル期を過ぎ、成熟期を迎えていた。伸びしろは失われ、市場は飽和状態。そのため、多くの企業が海外の市場に活路を見出そうとした。この流れも変わるだろう。わざわざ海外に出かけなくても、活躍の場は国内にあるのだ。

政府は震災による直接的な被害は16兆円~25兆円にのぼるとの試算をまとめたそうだ。阪神・淡路の10兆円を軽く上回る数字である。想像を絶する規模だ。失われたものは大きい。しかし、それだけに、取り組むべきことも多い。みんなが総力を挙げれば、成長率は押し上げられ、日本は再興していくのだ。

外国人の人達は、日本人の冷静な行動や秩序正しさ、思いやりの気持ちに、ぶったまげているそうだ。確かに被災地では、わめき散らしたり、暴動を起こしたりする人もいない。自分だけでも生き残ろうと勝手に行動しないのは、一人では生きていけないことを知っているからだろう。このメンタリティーは、世界に誇れる日本の財産だ。他の国がマネしようにも決してできない。そんな日本人だからこそ、国をよみがえらせ、豊かな暮らしを取り戻すことができると確信するのだ。

思いつきのパフォーマンスだけで国民の不安を増幅させているアホな政治家には、なんとも悲しい思いをさせられるが、経済は大丈夫だ。いずれ、海外の人達は、「日本はすごい国だ」という思いをさらに増すことになるだろう。

どれほどの苦難に直面しても、我々には「災いを転じて福となす」を実現できる力があるはずだ。

               2011/03/26投稿分
            日刊ゲンダイ金曜掲載(高橋乗宣)

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