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2019-06

検察審査会は本当に「民の声」なのか

検察審査会の議決が「民の声」だとして、もてはやされています。しかし、私は本当に「民の声」にするためには審査会を公開にしなければならないと思います。

 司法にも市民感覚を反映させる、という趣旨では、裁判員制度と共通しています。
しかし、裁判員裁判は公判という公開の場があり、判決後に、裁判員が義務ではないにせよ会見してテレビカメラの前で感想を述べているのに対して、検察審査会はどのように開催され、どのように審査されたか、国民に全く明らかにされません。審査員が国民の前に姿を現すことも、感想を述べることもほとんどなく、秘密のベールに包まれています。

 審査員は国民の耳目を意識することがないために、強い責任を感じることも緊張感を強いられることもなく、自由に考え判断できるのかもしれません。しかし、それが「嫌疑は不十分でも黒白は裁判で」という安易な考え方を生むのではないでしょうか。

 検察審査会を公開することによって、審査員は自らの責任と国民の思いを意識して、より周到に考え、慎重に判断すると思います。それでこそ「民の声」といえるのではないでしょうか。公開へ向け早急な取り組みが必要です。
         (2010・10・31 朝日新聞「声」の欄より)


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