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2019-06

株価低迷20年の重さ(日経新聞2009/12/08)NO1

英資産運用大手シュロ―ダーズのアンドリュー・ローズ氏(52歳)。

11月下旬の1週間、日本に滞在して定例の企業訪問に走った。銘柄選びの腕に定評があり日本株の運用一筋28年。
「優秀な日本企業は健在。今の株価はひどいが設備投資関連は来年はよくなる」。そんな手応えをもった。

しかし英金融街シティーでは同氏のような日本株専門家への風当たりは厳しい様子だ。日本への関心は極めて低く、若手はみな中国、インドなど他のアジアを志向。日本株担当の「少子高齢化」が深刻なのだ。

株価を見ればそれもいたしかたないか。1989年末に日経平均が史上最高値(3万8915円)をつけて20年。それがいま四分の一だ。3月には一時7千円台に沈んだ。ローズ氏が運用担当を始めた81年と同じ水準に逆戻りした。

                      □  ■  □

新興国人気は熱を帯びる一方だ。シティーではかって英国の投資信託運用で名を上げたフィデリティ・インターナショナルのアントニー・ボルトン氏(59)の現役復帰が話題をさらっている。新拠点に選んだのは香港。11月26日の復帰会見で「中国は今後十年、大きな投資機会がある」と興奮を隠さなかった。

日本株の地盤沈下。そこには海外投資家に共通した声がある。「少子高齢化で日本人自身が株式を買わない」。公的年金で積立金の取り崩しが起きるなど年金が成熟化し、株式組み入れを期待しにくくなってきた。企業会計の国際化で株式持合いも難しい。そこに増資ラッシュだ。日本全体が株式をもてあます。

                         (明日へ続く)

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