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2019-06

小沢政権が四年は続く‥「産経新聞 政治部次長」

                産経新聞政治部次長 石橋文登氏
             (内外情勢調査会熊谷支部での講演会要旨)


自民党の凋落は、今に始まったことではない。首相交代の瞬間は自民党も内閣も支持率が上がるが、それ以降は次第に下がる。支持率の最高値も首相交代の度に下がってきた。自民党の長期低落傾向が続いている。

40%という民主党の支持率は、郵政解散の時の自民党とほぼ同じ。自民党の現有300議席のうち、100は「捨て駒同然」。80人が小泉チルドレンで、残りの20人は前回で消えていたような人物。
300―100=200議席のうち、100は堅く、残りを自民と民主で取り合う構図だ。小選挙区制度は5%の有権者の行動(「風」)が情勢を大きく変える。

 民主党は現状のままでは、確実に300議席を取る。週刊現代の「民主280議席」という予想が一番近く、310~320議席取る可能性も。政界再編は起こらない。今後4年間は(鳩山由紀夫氏ではなく)小沢氏の支配が続く。300議席では、50人が造反しないと、その体制は崩れない。

6月3日に菅義偉選対委員長が麻生首相と会い、自民党の「極秘世論調査」の結果を報告した。町村信孝氏も中川昭一氏も落選という結果。幹部は慄然となった。安倍晋三元首相が首相官邸に行き、「内閣改造をしよう」と提案したが、麻生首相は煮え切らなかった。現時点では、7月後半の国会会期末に解散、8月30日~9月6日投開票が濃厚だ。

 小沢一郎氏は、自身の復讐のためなら、思想・信条を捨てられる男。彼は「議員は金・公認権・ポスト」で抑え込めると考えており、恐れていない。しかし、自治労などの「集票マシーン」を恐れており、社民党とも手を組んでいる。

 「集票マシーン」は、小沢政権成立の際に「分け前を寄こせ」と迫るだろう。文部科学政務官に日教組の幹部を、総務政務官に自治労幹部の起用を求める。活動家を送り込んで、法案の原型を作ることになるかも知れない。

 自民党の凋落は、安倍首相就任時のボタンの掛け違いに始まる。安倍氏は、麻生幹事長にして衆参ダブル選挙を目論んだが、実際は中川秀直氏を幹事長にした。中川氏はダブルをしたくなかった。ダブル選挙をやった場合、衆議院の自民党の議席が250議席に減ったとしても、参議院では勝って「ねじれ」にはならなかった。その最大のチャンスを逃した。自民党で今後、期待できるキーマンは安倍氏と菅氏ぐらいだ。』
                     (以上7月16日 投稿分)

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