FC2ブログ

2019-12

請求書を子供達に回すことから抜け出せない政治 (>_<)

 2013年1月に日銀と政府は「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現」のための共同声明を発表した。その中で日銀は物価上昇率2%(前年比)の達成を「できるだけ早期に実現する」と約束した。

 一方で政府は「政策を総動員」して「経済構造の変革」を図り、「持続可能な財政構造を確立するための取り組みを着実に推進する」と述べた。

 しかしながら、消費税率8%→10%への増税は先日再延期された。金融市場参加者の間からは「この延期は上記の共同声明に反するのではないか」との声が聞こえる。

 日銀が実施してきた超緩和策により、政府はマイナス金利で国債を発行できるようになった。借金を増やすと利息が入ってくる。この環境が政府の財政規律を弱めているのではないかと懸念される。しかし、6月16日の記者会見で黒田日銀総裁は問題ないと述べた。

 米欧の中央銀行トップは財政運営に苦言を呈することがあるのだが、日本では全般的に政府債務が増えることは将来世代への借金のつけ回しである、という認識が希簿であるように思われる。「借金大国アメリカの真実」(ウィギン・インコントレラ)に示唆に富んむ発言が見られた。

 赤字を出してはいけない本当の理由は、自分の子どもや孫、あるいはそれが誰であれ、未来の納税者に私たちが今やりたいことの請求書を回すのが公正ではないからです」(A・リプリン元FRB副議長)

 自分たちは無償でおいしい思いをして請求書を子供たちにこっそり手渡そうとする、そういう考えは、私に言わせると不道徳極まりないのです」(P・G・ピーターソン元商務長官)

 こういった見解がもう少し日本で増えてもよいのではないかと思われる。

「毎日新聞 経済観測」(東短リサーチ・チーフエコノミスト 加藤出)



 

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://misatoism.blog112.fc2.com/tb.php/2213-8758437a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

misatoism

Author:misatoism
●ミサト化成株式会社
会長 村上勇
●「凄腕のビジネスマン」になれ!
●「これだけは誰にも負けない」というものがありますか?
(ピーター・ドラッカー)
●政権交代前夜の思い

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード