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2017-04

「りっぱな御夫婦」の人生相談(質問編)

●読売新聞の「人生案内」誌上での相談ごとです。暗い、くだらない相談が多いなかで、今日の相談内容は、心が温まるご相談ですね。私なんか、自分の子供を育てるのにさえ悪戦苦闘してきたのに、この御夫婦は児童相談所からもらった子を幼稚園から大学まで出してりっぱに育てたごりっぱ。感動です。


読売新聞朝刊(08・06・15)
『70代女性。子供ができなかったため、1980年代初めに、児童相談所を通じて出合った女の子を養女として迎えました。
幼稚園から大学卒業まで、夫婦と娘の家族3人で一緒に生活してきました。しかし、養女であるという事実を娘には言えずに悩んでまいりました。

娘は30代前半。今は家を出て、職場の男性と結婚したいと言っております。養女のことを伝えたいのです。でも話したら、どんな受取り方をするのだろうと不安でなりません。

結婚前に言うべきでしょうか。考え込んでおります。』


「りっぱな御夫婦」の人生相談(回答編)

児童相談所から紹介された他人の子を養子とし、大学まで出して、りっぱな社会人に育て上げられたことに、心を打たれました。
子を得た喜びもさることながら、養子であることを悟られないよう配慮しながらの子育てには、実の親以上に大変なご苦労があったことでしょう。真実を告げるのがつらいお気持ちは、よくわかります。

でも、80年代初めといえば、戸籍を一見しただけでは養子とはわからないようにする特別養子制度ができる前ですから、戸籍には養女と記載されています。娘さんが、結婚届を出す際に戸籍を見れば、すぐに実子でないとわかってしまいます。
いきなり事実を知るよりも、その前に、あなたの口から、直接、養女として慈しみ育ててきたことを話した方が、娘さんのショックは少ないでしょう。打ち明けるのは、娘さんが巣立ちを迎えた今が、一番よいときだと思います。

俗に「生みの親より育ての親」と言います。血はつながっていなくても、あなた方には、親子として、喜びも悲しみも共に暮らしてきた実績があります。心配せず、自信をもって、これからも親子のきずなを深めていって下さい。

真実を知れば、娘さんは、今まで以上に、育ててくれたありがたさを心に刻むことでしょう。

(2008/06/15 投稿分)

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会長 村上勇
●「凄腕のビジネスマン」になれ!
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(ピーター・ドラッカー)
●政権交代前夜の思い

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